昨年12月24日ごろの覚え書き

１．
少年ハリウッド。

面白かった。
並あるアニメから抜きん出ている。
普通のアニメと違うところが、いくつかある。
一つ目、アニメの構成がメタ的である。
アニメの中で劇が行われたり、テレビ番組が放映されたりする。
二つ目、登場人物の深い心情が描かれる。
心はよく葛藤を生む。
その葛藤と向き合いながら、答えを出し、飲み込んでいく。
この過程が、アニメの中で何度も繰り返される。
ある意味、調和・お約束とは真逆の展開。

どんなアニメでも、そのアニメの世界観というものがある。
言うなれば、アニメの舞台。
現代の日本だったり、ファンタジーの世界だったり、未来だったり。
その世界を上手く壊さずに、予想外の展開に持っていくって、なかなか難しい。
少年ハリウッドでは、それができてたように思いました。

悩んで悩んで悩み抜くと、哲学的な悩みになる。
ニコニコ動画でアニメをみたとき、よく「哲学」というコメントが流れたが、青春彩る若者の心の葛藤は、哲学へと辿りついていくのだなと思った。

２．
本当のことが書けてない。
本心を正確に言葉に変換できてない。
なぜ？
眠いから？
いや違う。
体裁を整えようとして定型的な論理展開を導こうとしているからだ。
思うこと、感情。
それはまったくもって非論理的。
だから、振り返り、その時思ったことを考察する。
感情を抱いた原因を検討する。
俺は、たとえ自分の感情でも、理由がわからないと納得できないのだ。
自分の感情を疑う。
そう思うことは正しいのか？って。
俺は、感情は自発的に生まれるものであると同時に、意識的に・強制的に無理やり「思う」こともできると考えている。